■はじめに■
今回は山中湖の北側に連なる山々を富士山を眺めながら歩きました。
鉄砲木ノ頭や石割山などなどの富士山の展望地として有名な山々はもとより、それ以外の場所からチラチラと見える富士山と山中湖もなかなかでした。なお、便宜的に”8つの展望地”としましたが、それ以外の場所でも概ね富士山は見えてます(笑)
今回は一気に周回してしまいましたが、個々に登山道が整備されているので、お気に入りの展望地に絞って登るのも良いですね。
【8つの展望地】
①パノラマ台
②鉄砲木ノ頭
③高指山
④富士岬平
⑤石割山
⑥平尾山
⑦大窪山
⑧大平山
今回歩いたルートは以下の通りです。(下の地図の下部にヤマレコの記録へのリンク「山行記録のページへ」があるので、詳しいデータなどはそちらもご覧ください。)
■登山の様子■
山中湖交流プラザきららの駐車場からスタート。きららは色々な施設があって綺麗なトイレもあります。下山後は山中湖畔でのんびりするのも良さそうです。駐車場は利用1回につき¥300でした。
駐車場から”三国山・パノラマ台ハイキングコース”の標識に導かれて、まずはパノラマ台へ。車でも来られる展望台ですが、まずはここで富士山の大展望に圧倒されましょう(笑)

パノラマ台から先はちょっと荒れ気味の美しい笹原の登山道になって、登りきれば鉄砲木ノ頭。笹原と山中湖の背後に聳える富士山。今回の展望地の中でも個人的にはかなりお気に入りの景色です。

鉄砲木ノ頭から静かな稜線歩きを楽しむと高指山に到着。こちらの展望は立木がアクセントになっていますね。ただ、人が多い時は写真に写っている芝の斜面で皆さん腰を下ろして休憩していると思います。

高指山から程なく富士岬平。この辺りは似たような展望が続くので、稜線歩きの場合はどこの展望地で休憩しても景色は思いっきり楽しめると思います。

富士岬平を過ぎて石割山分岐までの間は多少の細尾根や急登が出てきて、しばし富士山の大展望とはお別れ。とは言え、チラチラと富士山は見えていて、気持ちの良い笹原や自然林の稜線が続く景観の美しい登山道を進むと石割山に到着。この辺りから気温も上がって、この先の登山道はぬかるみと格闘(笑)。ただ砂礫っぽいので本当にヌルっと滑る感じのぬかるみではない印象でした。

石割山から先の登山道は、それまでと雰囲気が変わって登山道としてかなりしっかり整備されている感じです。やっぱり沢山の方が歩く事と別荘地などもあるので、何かと整備が充実しているのでしょうか。ぬかるみを除けば歩きやすいセクションだったかと思います。
と、いう事で平尾山、大窪山、大平山と進みます。この辺りで逆光になってきました。

大窪山は山腹が別荘地になっていて、柵の横に展望が開ける場所がありました。「バァン!どうだぁ~」という展望ではないですが、これはこれで良い感じでした。

写真では判り難いですが、大平山はに電波施設?もあって山頂が開けているので、登山道を登りながら富士山の頭が徐々に見えてきて、山頂に到着した際に一気に展望が開けます。「どうだぁ!」感は鉄砲木ノ頭に負けず劣らず。

この後も飯盛山・長池山でも富士山を眺めつつ山中湖の湖畔に下山しました。
では、詳しくは是非動画も見てみて下さい~。