■はじめに■
今回は丹沢の大山に登りました。上りは金毘羅尾根、下りはイタツミです。今回の金毘羅尾根もマイナーあるいはバリエーションと呼ばれる尾根ルートなので山と高原地図には記載されておらず、登山道や指導票はありませんのでご注意ください。
あと、金毘羅尾根は諸戸尾根とも呼ばれるようですね。古くから登られている方は諸戸尾根の名前がしっくりくるのかもしれません。
今回歩いたルートを以下に示します。(下の地図の下部にヤマレコの記録へのリンク「山行記録のページへ」があるので、詳しいデータなどはそちらもご覧ください。)
■登山の様子■
県道70号にいきなり通行止め表示。またやってしまったか。。。と、

思ったら、良く看板を見たらヤビツ峠のもう少し先まで入れるみたい。危うく帰るところでした。後からヤビツのレストハウスで話を伺ったら、どうやら前日に豪雨があったらしく大変だったみたいです。ヤビツ峠までの道も落ち葉が溜まっていて、何か所か土砂を片付けたような場所もありました。
と言うこと無事にヤビツ峠に到着。10時少し前にゆっくり目のスタートです。

イタツミ尾根や表尾根に行くのとは違い、今回は駐車場の突き当りを涸沢に下ります。前日の雨で少し水溜まりはありましたが、特に歩くのに不自由はありませんでしたが、廃タイヤやペットボトルなどの積年の”ごみ”が目についてあまり気持ちの良い道ではありませんでした。
少々距離は長くなりますが、登山道も荒れ気味なので県道を歩いたほうが気持ち良いし、歩きやすいかも。。ピンクテープと踏み跡、指道標はありました。

この後は青山荘で県道70号に合流して、諸戸山林事務所から金毘羅尾根に取り付きます。この間、写真撮り忘れ。。。
さて、金毘羅尾根に取り付くとまずは植林帯の急な登りが続きます。道ははっきりと踏まれており、林業の作業道あるいは多摩線の12号あたりの鉄塔の巡視路として使わているようです。
ちょっと良くわからなかったのですが、恐らく標高760mくらいまでこれら作業道をトレースするような形で進むと、尾根上に上がって朽ちた鹿柵なども出てきて次第に植林帯を抜けていきます。下の写真が巡視路との分岐点。(登りは尾根方向、巡視路が右手に分岐)

ここから先は落ち葉があると踏み跡が判りにくい所も出てきますが、忠実に尾根を伝えば特に問題ありませんでした(少しざれていたので、避けながら進んでいたら尾根を外れて一回だけ斜面を登り返しました(笑))。しばらく進めば次第に尾根が笹に覆われて視界が開けてきます。

振り返れば丹沢の重鎮が連なる峰々。この日は塔ノ岳や丹沢は雲をかぶっていました。写真では写っていませんが、ちょうど右端の写真が切れているあたり。

気持ち良い尾根を登ると、27合目(だったかな)の鳥居の横で表参道と合流。山頂に着きました。平日とは思えない沢山の人(笑)

そういえば工事が終わってから初めて訪れましたが、きれいになりましたね。天気も良くて展望も抜群です。せっかくなので少し下った所にある見晴台にも行ってみると、

スバラシイ展望。大山はこれがあるので良いですね。
この後はイタツミ尾根を下りました。予定外行動でしたが(笑)これまた初めてヤビツ峠のレストハウスにも立ち寄ってみました。みやま山荘で天皇陛下もおかわりしたというカレー、とっても美味しかったです!!


では、詳細は動画も是非ご覧ください!