■はじめに■
今回は、東丹沢のマルガヤ尾根を登りました。マルガヤ尾根は大倉尾根の金冷シから鍋割山に続く鍋割山稜へ突き上げており、東に小丸尾根、西に鍋割山へ続く栗ノ木洞のある尾根に挟まれた尾根で、一般的な登山道は整備されていない尾根です。
今回の目的はマルガヤ尾根だったので、塔ノ岳や鍋割山には立ち寄らずに鍋割山稜を少しだけ歩いて、そのまま小丸尾根を下りました。
(下の地図の下部にヤマレコの記録へのリンク「山行記録のページへ」があるので、詳しいデータなどはそちらもご覧ください。)
※只今非公開。
なお、この尾根は俗に”マイナー”あるいは”バリエーション”ルートなどと呼ばれる類のルートだと思うので、初心者の方の単独での入山は避けた方が良いと思います。
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四十八瀬川本沢とミズヒ沢の界尾根(中間尾根)で登山道はない。最近、記録を読んで入る方もいるが、地形図とコンパスを使えない方は入るべからず。迷って動けなくなった人を最近も鍋割山荘の草野さんが救助されていた。また、このようなルートに安易にテープを張ることも絶対しないでください。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=19739
(秦野市遭難対策協議会救助隊 kamog)
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■登山の概要■
表丹沢県民の森駐車場に車を停めて始めは林道歩きです。
二俣を過ぎて、本沢の木橋を渡った辺りからマルガヤ尾根に取り付きます。この時期でも取り付きは少々判り難く(ちなみに私の眼は節穴です(笑))、今回は見切りで登り始めて途中から踏み跡に合流しました。
尾根の下部はしばらく植林帯が続きますが、ここを抜けると美しい自然のままの尾根が現れます。今回はちょうど紅葉の終盤だったようで、何とも言えない繊細で美しい景観が広がっていました。
928mピークまでこの美しい尾根を登ると、そこから先はややヤセ気味の尾根になってきます。紅葉はありませんがこの辺りも雰囲気の良い尾根が続きます。この細尾根エリアを過ぎると、尾根幅が広がって忠実に尾根を伝って歩けばあまり問題はない気はしましたが、今回は落ち葉で踏み跡も不明瞭だったので下りは少し気をつかうかもしれないと思いました。
と言う感じで登り進めると、最後はフレッシュなシカの糞を一歩一歩避けながら気持ち良い笹尾根を登れば鍋割山稜の登山道と合流です。
では、詳細は是非動画もご覧ください!
■動画■
※只今非公開。ご興味ある方はDMにて。