|はじめに|
2022年1月16日~18日で伊豆の山を登ってきました。この記事では計画・実際の概要と主に道中の登山前後の様子を紹介します。登山自体の情報はYAMAPの記録と動画を貼ってあるのでご覧ください!
|計画と実際|
これまで伊豆の山と言えば登ったことがあるのは天城山くらい。なので、伊豆の山はあまり知識がなく、今回の計画で始めに調べたのは伊豆山稜線歩道の定義。市などのホームページで公式な情報調べようとしても、なかなか情報に辿り着けなかったのですが、どうやら「修善寺虹の郷~天城峠」であることを理解。

とは言っても、修善寺虹の郷から達磨山高原レストハウスまでは、結構車道歩きもあるようなので、今回の計画としては天城峠からだるま山高原レストハウスの間を単純に距離で3セクションに分割。このルート取りで片道約32km程度の模様。
<計画した3つのセクション>
Section1:天城峠~猫越岳(天城峠から往復)
Section2:猫越岳~棚場山(仁科峠から往復)
Section3:棚場山~達磨山レストハウス(船原峠から往復)
公共交通機関を使うといろいろ制約があったので、アクセスはマイカーとし、歩くのは割り切って全て往復ルート。富士山・太陽の位置関係から起点は天城峠。スルーで歩いちゃった方がいいんじゃない?とか、どっかで泊まれば?という心の声も聞こえてきましたが、体力と動画の兼ね合いでこれで決定。
3日間の山旅としては、結論から言うと日和ました。1日目で疲れたので(笑)、2日目は別の伊豆エリアの高通山でレスト。3日目でSection2を歩きました。よってSection3はまた改めて歩く予定です。
<今回の旅程>
1日目:伊豆山稜線歩道Section1
2日目:高通山(雲見)
3日目:伊豆山稜線歩道Section2
では、本題に入っていきます。
|1日目:Section1 天城峠から猫越岳(往復)約28km|
神奈川の自宅を未明に出発して、7:00前に水生地下バス停(R414の駐車場)に到着。所要3時間弱。下手すると八ヶ岳に行けるくらいの時間がかかるのが難点ですね。

7時過ぎに歩き始めます。本来は国道沿いを少し歩いてトンネル手前から遊歩道に入って旧天城トンネルに出ますが、遊歩道が工事で通行止めだったので、今回は林道で旧天城トンネルまで進みました。
登山の詳細については、以下のYAMAPの記録と動画をどうぞ!
特に三蓋山周辺から猫越岳にかけての木々、特にブナが美しい静かな森のとても素晴らしいトレイルでした。
伊豆山稜線歩道1(天城峠から猫越岳) / tomさんの三蓋山(静岡県)・猫越岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
という事で15時半頃に下山。
今日は道の駅伊豆月ヶ瀬で仮眠の予定でしたが、到着が食堂の営業時間を過ぎてしまったので、月ヶ瀬インター近くの”ささの”さんでかつ丼を頂きました。熱々で出てきてボリュームもあってとっても美味しかったです。

お腹いっぱいで、道の駅伊豆月ヶ瀬へ。なお、月ヶ瀬インターは徒歩圏内にローソンがあり、車で少し走るとセブンイレブンもあります。

|2日目:高通山 2.6km|
2日目は月ヶ瀬インター近くのローソンで簡単に朝食を済ませて、高通山に向かいます。
気持ちの良い海岸線沿いのR136をドライブして、雲見オートキャンプ場へ。高台にあるキャンプ場でなかなかの眺めです。


登山者はキャンプ場内の空いているスペースに車を停めさせて頂きます(500円/日)。平日だったので空いていましたが、キャンプの方々で一杯の時はどうなるのかな?
ちなみに、高通山には山の裏手の雲見地区ふれあいパーク駐車場からも登れて、こちらはトイレもある無料駐車場のようです。今回は展望を期待して海側から登りましたが、海側の登山道も展望は無かったので、結果的には 雲見地区ふれあいパーク駐車場から登れば良かったかなと思っています。
では、今日はゆったりと高通山に登ります。10時スタートです。
雲見地区には烏帽子岩という特徴的な岩山があって海岸線の雰囲気を盛り上げていますが、高通山からはこれらの海岸線と、その先には富士山という贅沢な景色を眺めることが出来る山でした。

詳細はYAMAPの記録と動画でどうぞ!
伊豆 高通山 / tomさんの高通山(静岡県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
山頂からの展望を満喫して約2時間弱で下山。明日は、仁科峠から伊豆山稜線歩道を歩くので、道の駅伊豆月ヶ瀬に戻ります。なお、伊豆なのでお風呂には困らないかと思いきや、コロナの影響もあるのか、小さな宿は日帰り風呂はやっていないと断られました。事前に調べておいた方が良さそうです。
今日は時間が早かったので、道の駅伊豆月ヶ瀬の食堂で食事を頂きます。生姜焼き定食、、、また豚肉になってしまった。。


個人的に味付けが濃かったのでお肉のタレを外して頂きましたが、なかなか美味しかったです。デザートのきなこ餅もGOOD。
伊豆の道の駅はどこもきれいな印象ですが、月ヶ瀬は特に新しくて感じの良い道の駅かなとおもいました。
明日に備えて早々に休みます。
|3日目:Section2 猫越岳から棚場山(往復)約19km|
今回の山旅の最終日。伊豆山稜線歩道のSection2を歩きます。今日も朝食はコンビニで済ませて早々に今日のスタート地点の仁科峠に向かいます。
道の駅月ヶ瀬から仁科峠までは車で30分程、7時過ぎに峠について準備して出発です。峠にトイレはありません。

今日は、まずは前回の猫越岳を往復して仁科峠まで戻ってきた後、更に棚場山まで足を伸ばします。
猫越岳方向へ進むとすぐに仁科峠展望台に着きます。ここでちょうど太陽が出て、朝日に染まる風景と出会うことが出来ました。

今日のルートは、森・笹原と伊豆らしい景色を存分に楽しめるルートです。詳細はYAMAPの記録と動画をご覧ください!
伊豆山稜線歩道2(猫越岳から棚場山) / tomさんの後藤山(静岡県)・棚場山・魂の山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
この季節は見通しの良いところは終始強い風の中を歩くことになりますが、森の中に入ればそれ程気になることもなく、13:30頃仁科峠に戻ってきました。途中、道の駅で野菜などお土産を買い込んで、伊豆縦貫自動車道~新東名を乗り継いで帰宅しました。
今回の山旅は、残念ながら棚場山から金冠山は次の機会に持ち越してしまいましたが、予定していなかった高通山にも登れて充実した3日間でした。
|最後に|
伊豆山稜線歩道を通しで歩くには、アクセスとルート取りがちょっと面倒で、なかなか重い腰が上がりませんでしたがYAMAPのChiesaさんの記録を見させて頂き踏ん切りがつきました。
稜線と爆風と温泉 – 伽藍山・達磨山・金冠山 / chiesaさんの小達磨山・金冠山・伽藍山(静岡県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
なお、初めてのエリアなので、伊豆山稜線歩道近くを一度歩いてみようと、事前に真城(さなぎ)峠から金冠山を目指してみたものの、真城峠の看板に駐車禁止の文字。あきらめて戸田(へだ)峠から金冠山と達磨山に登っています。
伊豆 達磨山と金冠山 / tomさんの小達磨山・金冠山・達磨山(静岡県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
これがまた素晴らしく、伊豆山稜線歩道を通して歩かない理由はどこにも見つからなくなり今回の計画となりました。
この後ですが、まずはSection3を歩きにいかなくてはいけません。でも今回色々と調べたりYouYubeでコメントを頂いたりして、天城峠から天城山方面も面白そうとか、金冠山から大瀬崎を目指して海に出るのも楽しそう、あとはITJ(トレランの大会)のルートを歩いてみても良いかも、あるいは石廊崎まで繋いでみるか。。。また妄想が広がりました。
まだまだ伊豆の山楽しめそうです!
今回の伊豆の山旅は以上となります。最後まで読んで頂きありがとうございました!!